
『恵みの庭』 花木・草花
紅 葉 の ラ イ ト ア ッ プ

山もみじ/実生選抜・・・紅 葉
25年前静岡県の山中での紅葉の美しさに枝の種を頂いて庭にまきました。
その中の一本が親木の性質を引継いで11月30日〜12月10日頃、
毎年美しく紅葉するので他のもみじと共にひっそりとこの期間、
プチ???ライトアップしています。
今秋は一週間以上早く紅葉しました。
2002年11月24日、日曜日の夜の写真です。


原種チューリップ/クルシアナ
白と赤のストライプが清楚な感じを受ける。
十数年にわたり毎年咲いてくれるお気に入りの花です。
日がかげると花が閉じていっそう白赤のコントラストが強調され
品種改良された大型の派手なチューリップとは一味違う美しさを見せてくれます。
ハンカチノキ(ハトノキ)
平成14年ハンカチノキに実がなりました。調べたところ二年後に発芽するとあり、
しかも30%の発芽率だと言う。試しに蒔いてみました。
あのパンダを発見したイギリス人のアルマン ダビッド氏が
同じ中国の2千bの高地で発見したので学名ダビディア・インポルクラータ。
今では各地で植えられていますが一属一種の珍しい木です。
剪定をしない年は5月頃、見事に花弁状の大小2枚の包が何十と咲いて
見る人に安らぎと感動を与えてくれます。
でも、花といわれている?包を見たある人が
「中央高速で降りてきたら
この花が一杯咲いていたよ、でもね、だいぶ前のことだった。
そう、ぶどう狩りに来た時だったけれど」といったのです。
時季が秋だったので「そんな」と思いながら確かめると
それは、果樹園の桃の袋の残りが木に吊るさっている光景でした。
山梨の果樹地帯ではごく普通の光景でしたが初めての方は、
まさにハンカチノキの花が満開?の状態で、遠目には見分けがつかないかもしれないな
と思いました。
でも、思いがけず、その光景を見させてもらいましたが、
心の目では本物のハンカチノキを思い浮かべていました。
本物の方は白が鮮やかで感動します。写真でなく実物を見てください。
今年も咲くかなと少し心配です。
平成15年2月13日
寒咲きアヤメと福寿草
寒咲きアヤメは、年末から正月にかけ
て2〜3回ほど咲きました。
この時期は黄色と紫の競演となり二月
末頃まで楽しめます。 |
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恵法寺の水琴窟庭園「恵みの庭」も
お彼岸頃からは以前にも増して一斉
に花ひらく季節となります。
鐘楼の周りだけでもジューンベリーの
白。ハナカイドウと紅梅、ハナズオウ
マグノリアのピンク。トキワマンサクの
濃紅。やがて、シダレザクラ、リキュウ
バイ、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)
そして、アオダモの霞か雲のような花。
それほど広くはない庭園です。
急がなければ、ゆっくりと散策できます。
この世の中、気ままにゆったりとした時
も必要です。心の洗濯をしませんか? |

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